にくたらしい


本来なら ただそこを飛んでるだけのトンボに憎たらしいなんて

思う事はないだろうけど、子供の頃 トンボとりをしてて

経験があるだろう。


あいつらは 虫取り網のリーチの長さも瞬時に記憶して

これ以上近づかなければ 捕まらない!と理解して

飛び回ってる。


そしてよくみれば わかるが トンボはときどき

ちらっとこっちを見るのだ。

見て理解して距離を測って 飛んでるのだ


ここなら おまえは来れないだろ!と言わんばかりに


ただ網が怖いなら その水たまりを離れ どこかへ飛んでいけばいいのにだ

網をよけながら そこを飛び続けるというのは なにかしらの余裕があると

いうことで。 子供より早く動ける!という自信が垣間見れる。

そこが トンボのにくたらしいとこ


なので自分がよくやってなのは 柄を短く持ってリーチを短く振り

腕の曲げも入れて射程距離を短くみせて トンボを油断させる。

で、油断したトンボがこっちの間合いにはいって トンボがよそ見した瞬間に

網をふり その遠心力ですっと長く持ち替え いっきにトンボによる


トンボは一瞬 なにが?!って感じで 左右どっちににげるべきかの判断も

できずに網にみずから飛び込む事もある。


めっちゃ網に目がいってる証拠だ。 

交通事故でドライバーが歩行者に目がいって

歩行者をまっすぐはねてしまうようなもの

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