さヴぁいばる
過酷な状況下で常に死を意識しながら生活するってとてつもない精神力と知恵が必要。
ふと砂漠の民の絵画を見て いろいろ考えてしまう。
そこで生活する人一丸となって強力しあわないと生きていけない
大人も子供もできる事をめいいっぱいやって 生き残るための活路を
みんなの目で探し続けないといけない。 そんなところにぼんやりした人や
どんくさいやつがいたら どれだけのひとが寛容に接する事ができないか
想像に容易い。一人の落ち度で 集団が簡単に危機に陥ってしまうからだ
優しさ 優しくの 質が変わってくる。
昔 厳寒の冬の十勝で 一家凍死の事故、燃料を切らして火の気ない家で凍死
まだいまほど気密性の高い家屋じゃなかった時代、ぼんやり灯油タンクの確認せずに
死に至る。 十勝毎日新聞の見出しは 「また関西の嫁が」 と
まあ 関西の嫁もらったなら道民の旦那が灯油確認すればいいだけなんだが
家のことは嫁の仕事って考えの時代だったからしょうがない見出しだった。
どうしても環境の違う所から 北海道になってくると 灯油も水道と同じように
パイプラインで供給されてると考えてる人がいる。 小さなポリタンクできゅぽきゅぽ
灯油をいれるような小さな石油ストーブじゃなく 床からなんか灯油ひっぱてるみたいだ
ってなれば まあそう思うのもしかたがない。 道民にとっては当たり前だから
そんなことを知らないとも想像つかない人も多い。 まあ こんなライフラインの完備した
北海道でさえ 一歩間違うと死と局面する場合がある。数年前 町に1ラインだけの送電線が
雪で切れて町中が4日間停電した事故があった。 電気がなければ灯油ストーブもまわらないものが
多い。 シンプルなポット式ストーブや薪ストーブじゃなきゃ火がつかない、町中のひとが
車に逃げ込み 車のヒーターであたたまり 避難所に逃げた。 車を持たない 避難所に来れない
人達はそれでばたばたと凍死してった。 その事故を見た 他の地域の道民はみんなこぞって
ホームセンターで ポット式ストーブを買いに走り 道内からいっきに品薄に
とまあ冬のうんざりさは 常にそんな心配をしつつ生活してく 重苦しい季節だからだ
自然と準備や備蓄 予想と対応について常に考える人生になる
だから 草木も生えない砂漠で暮らすって。。と考えて 肩に力が入るのだ
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