しーでぃーしょっぷ



音楽バブル以前 CDが出始めたころから CDレコードショップがとにかくつまらなくなった。

理由は お店がただCDを右から左に回して売るだけの場所になっていったから。

昔のレコード屋さんは 気になったレコードを持ってくとそのレコードをその場で試聴させてもらえ

それを聞きながら他のレコード探ししたりして 気に入ったら買うって事が出来たのだが

CDになってから完全にキャラメルパックされたこともあり そんな試聴などさせてもらえる

環境じゃなくなった。 そして発売する音楽を聴いてもいない店員だらけのショップになっていった

つまり 音楽作る人と リスナーの間にきっちりからみもしないで 中間手数料だけを

ミュージシャンよりも大きいパーセンテージで取るという場所だけでしかなくなった。

良いワインセラーをしってれば直取引で購入すればいい。ってようなものだ

昔のレコード屋さんは ソムリエのような働きをして その地域の若者や音楽好きに

音楽を教えお勧めし そしてリスナーを増やすという明確に音楽人工を増やす担い手であった。

音楽に興味を持ち出した若者には 町で得られる有益な情報場所として いまだ自分の音楽的

性癖を知らない者たちの指針をアドバイスしてくれるいい場所だった。


「あ、きっときみなら これとかも好きだと思うよ」とアドバイスをもらい

とても楽しめた。


でも もう今の時代そういう公的な場所は実生活のなかではなく

ひたすら膨大なネット情報の中から 自分で見つけるしかなくなった。

ある意味 ここまで多様化しすぎた今だからこそ あのレコードの時代と

同じかもしれない。 どこでなにをどうさがせば?という


でCDショップはただの中間業者になり

右から左に仕入れて売ってるだけじゃ、化粧品コーナーの店員の方がまだ個別の商品知識が

あるっていうものだ。

もっと音楽を愛して 音楽販売をしてきたなら

本気で音楽に絡む せめてとことん聴く。毎アルバム毎じゃないにせよ ファースト

サード、ととびとびでも そのミュージシャンがどう成長してるか?くらいの確認して

捉えてなきゃ、売る人としてもプロとは言えないとよく思う。


まあ そんな結果がCDショップの衰退なんだと思う。


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