こまーしゃりずむ


伝わる芸術性とは 結局広告力の上で成り立ってるというお話

大衆に伝わる芸能はコマーシャリズム性の有無。

今風にいえば ばえる写真。 古くから広告について考えてる人達は常に

伝わる写真の見せ方をえんえんと研究してきて、いまだ時代ごとに様変わりして

多くのデザイナーが 頭をひねり続けてる。


各地方美術館が毎月の展示の宣伝であれこれ呼び物を打ち出し

ついでに呼び寄せれたら 単体で呼べない作品も展示してみさせようとする。

売れてるアーティストと抱き合わせで 新人を前座にだしてみてもらうあれと一緒の図式


でも 結局 その新人にこれといって呼び寄せる何かがないからという問題もあるが

コマーシャリズムをもった作家でないという事もある。

発表を目的とした作家もいれば ヘンリーターガーのように別の仕事をして

死後 作品の山が部屋から見つかるみたいな場合もある


そして下世話で下品な大衆は ひとが隠してたものに興味を抱く

結果 死後 作品の発見によって 一躍名が広まる不幸。

作者が望んでいたことではないのに


このように コマーシャリズムの発動はどこでいきなり起こりうるかわからない。

作品のよしあしではない。 世に知らしめられるタイミングはすべて運なのだ

それこそヘンリーターガーの絵を アート関係者の目にたどりつかなければ

遺族がただ 気味悪い絵がいっぱい燃やさなきゃ!って抹消されてたかもしれない



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