ぶぶん


去年だしたアルバムのジャケ、一見何の絵かわからない 遠くから見ればまっくろな絵


でも この絵の全体図は こういう絵

アルバムジャケットにトリミングした部分は一番絵的でないところ

なんで?ここ?っていうのは 見る側だけの視点で

絵を描き上げるうえで一番無心で描くポイントは そういう塗りつぶしにも似た

背景を描いてる時であり、仏教的思考を含む作業となってる場合が多いのです

雑にしあげても丁寧にしあげても 決して評価される事もないポイント

全体の絵を見ればわかるとおもうのですが、そこらへんは 風でなびく野原を

描いてて そのへこんだ沢の位置によって どう風がふいいてるかイメージしつつ

ちまちま描いたものです。

描いた人的にも 強くここを見て!という気持ちもありません。

おらおらでキャッチーな絵を描くというのも 力強いアピールではありますが

絵ってもっと気づかれないところで楽しんでこそかな という音楽でいう所のジャズな領域

そんなことを ふつふつと考えつつ思いつつ トリミングするならば・・・

わかりやすい具象をたっぷりのポイントではなく 風や空気の部分を

ジャケットにした。という流れです。


Absurd Black 悪気のない黒 というタイトル

見えない見させない闇ではなく ひっこんだ黒にも意味がある

受動態 優柔不断の情熱 とうたってるこの曲の意味のあるところ 

歌の意味がよく見えにくいってとこも 重複して歌の意味となってる

優先は窮鼠咬む地雷のよう

一歩引いた呪いというものもある



そしてこのジャケットは フィックルブーンの録音でイギリスから帰ってくる飛行機の中で見た

グニュウの5枚目のアルバムのジャケットで、 そのジャケットの塗りつぶした野原に

サブリミナル的なものも潜ませてる


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