昔の声


若い時の歌い方だと5曲ですぐ声が枯れ始め HIGHが落ちて声が通らくなくなり
のども1日のライブで使い果たしてカスカスになってた。

自分なりに傷めない喉の使い方をあれこれ考えて 今に至るのだが

歌い方を変えて声が伸びないのでは本末転倒なので

なにかを引っ込めたら なにかを足すというやり方で声質を維持するようにしてきた。

とくに昔のアルバム曲を歌うならなおさら その時の声でないとかたすかしを食らわせてしまう。


無茶な歌い方でも昔の声に近づけないといけない。

そんな意識で歌ってきてる

そして昨日気づいたのが なんで顎を折り曲げるような力を加えないと昔の声にならないか?と

考えて気づいたのが 昔は親知らずが3本残ってた。

そこの歯にあててた声が つくれないので出来るだけ 口内を狭めるという力がさらにかかる。

いろいろ物理的形状的にハードになってきてるという事


なので本当に 声が出せるうちにぜひ来て頂きたいなと思う次第

技術だけではどうにもいかない時がいづれくる。


あと軟口蓋の動きのキレ これが口内での声の圧や音密度を高めるコントロールをする

これが上手く動かせてないひとが 鼻声になったり 浅いうすっぺらい声になったりする。

この点に関しては 鼻濁音の発声で鍛錬できるのではないか?とは思うが

一緒にそんな人と考えて指導したこともないので 効果はわからない。

自分的にいうと この筋力も若干落ち始めてる自覚はある。

昔は余裕で くしゃみも無音で止めれたのだけど いまはちょっとぷふっと喉で止めれず

漏れてしまうので、力落ちたな。。とおもってた


あとは去年緊急入院したあと 今も精密検査通院しているのだが

首動脈付近に腫瘍が一つ見つかって 経過観察中で

去年はまだ小豆くらいのサイズなので それが肥大化したら手術と言われてのだが

そうすると声がどう変わるか?・・ひとまず次の検査はそんな6月。。結果がわかるのはその後

なんにしても永遠に同じことはできないのですよ 生身でだす声は


歳をとるとミュージシャン同士でも健康の話ばかりで ほんととほほですわ



Shilfee fullfull finch

shilfee-tafuca-guniwtools