びりー
80s日本のロカビリー
80s時代におらおらな若い世代が50sに憧れて
50s時代の文化やデザイン、音楽にかぶれた
一定数の若者がいた。
もちろん自分も随所で50s文化にかぶれた1人だが
あの時代 同じ世代が作る和製ロカビリーになにひとつかっこいいと
思えず、なんだかなあ思いを抱いてた。
根本は演奏が雑で軽くてセンスも稚拙ってところが問題だった。
バンド組んで半年もたたず、1,2か月ですぐライブしちゃうような
うかれぽんちな小僧が多くて、がっかりしかなかったからだ
これらの古い音源からもわかるように とにかく歌が下手
カラオケで雰囲気だしてうたってる若いにいちゃんの次元なのだ
なんの深味もなく なんかそれっぽいフェイクのしゃくりあげを入れて
やってるだけの文化祭素人学生って匂いがどうしても
ぬぐいされなかった。
だけど自分もロカビリーはすきなので 数年前札幌で
ロカビリーバンドばかり全国から呼んであつめたイベントの存在を知り
見にいったさ。 まあ全体の年代はぐっと 自分と同じかそれ以上上ばかりで
おどろいたのが ずっと50s好きでいきてきたひとが こんなにもいたのか!って
ことと。。。きっとただただ好きでロカビリーバンドを続けてきた
老成した感のロカビリーサウンドが とっても熟成してた
たとえば 上記にアップした TheBotsなんかも 最近のらしい動画をみると
曲のいなたさはそのままだけども、演奏に各段に味わいが出てる。
歌は逆に加齢による喉の衰えがでてしまい だれてしまって
歌の頂点がすぎさってしまった感があるが、すくなくとも
カラオケヴォーカルからは脱してる。
札幌でライブがあれば見に行きたいかな♪ と思える
ロカビリーのライブ 楽しいよ。
なにがおもしろいって ちゃんと客の多くが がんばってそれっぽい
服装いでたちをしてきてるのが ほんとうに愉快な場所。
それっぽい恰好で集まるって大事ね
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