がっこう
ネパールに初めて行った時 まだ空港の外までだれでも来れる時代で
外国人にものごいするために 車を囲み車体をどんどん叩き 1ドルくれ
千円くれ コインを集めてるんだくれないか というのが ゾンビにかこまれた
パニック映画のような体験をした。 漠然とそういうことが世界のいたるところにあるとは
認識はしていたけど実体験は初めてで とにかく考えた事のなかったテーマを
その旅行中 これでもか!って考えさせられた。
ネパールスタッフに尋ねた。 「どこもこうなの?」と
すると 多くの人はそれは恥知らずな事と考え 物乞いはしない。空港はそういう人だけが
特に集まってきてるだけだ。と
その後空港の外でそんな目にはほとんど合わず、スムーズにあるけたが
カトマンズ盆地のそとの なにもない国道を移動してて 目に入る人々の生活に
どう考えても そこから別の町にいって働くとかするにはとんでもないバイタリティがいるだろう
という生活の断片を見ながら移動し ときおり見える 学校に通う子供達の姿
こんなところに学校あるの?ときくと 廃墟でボランティアで勉強 読み書きを教える人とかが
いて お寺とかでも教えてもらえてと 古い日本の寺小屋的なものがあるんだなあと 聞いていくと
NGOだとか海外支援団体が ネパールに学校を作るといって政府から金をひきだし
ネパールに土地と建物を買います、ほとんど無料の場所です、それを大金で買った事にします。
近所で遊んでる子供達をよんできて 勉強させてる風景の写真を撮ります。
で うまく学校が動いてるふりをします。そのつぎに 給食だ 教室にテレビが必要といい
金を持ってこさせて。テレビをおいた証拠写真をとったら すぐテレビは売ります。
それを日本人の団体とネパールの悪い連中で組んで金儲けをしてる。
ネパールは年間 海外支援の学校が1万件以上設立され しらないうちに消えます。
という話もきいた。
2003年のときに一緒にカトマンズいきに乗り込んだ 日本人のひとがとんでもない大荷物で
なかよくなったので尋ねると。 物資やお金だけを送れば途中で消える、だから自分達で運んでると
なんか力技で善意の活動をしてる人達だった。
最初のたびで インドラっちょから いろいろ教わった
ノートや鉛筆をあげるなら 公平になるように学校にもって行ったほうがいいとか
みなでお金を出し合い ノートや鉛筆を箱買いし ジャングルにいくついでにそこの村の学校に
寄付しに行ったり、些細な事だけど まず簡単なとこでできる程よい方法を学んだ。
札幌から中古の車いすを運ぶ理由もさっぱり最初わからなかったのだが
自分達のツアーバスのうえに載せて ポカラにいくついでに ポカラの養護施設の玄関先に
ぽんとおいて帰ってきたり、ちょいちょいなんかスマートで歓心したものだった。
帰国して数週間後テレビを見てると、ポカラのそこの施設の映像が映って
あれ?っとおもって見てると 「日本の札幌の人がこれを運んでおいてってくれてった ありがとう」って番組の中で例を言ってて ありゃあすごいなあと思った
まあ なんにせよ良いと思っても なんの意味も無かったり 適当なことが誰かをすごく助けたり
動くということ 行動の範囲や 発信の広さが だれかの考えを変えさせて人生を変える
と そう考えると 邪な考えの支援団体もなにかの希望になってたりもする可能性もあり
う~~~~~む とちょくちょく思うのよねえ 教育や環境問題
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