くりかえし


ボキャブラリー 使用単語の種類が乏しい作詞の人はちょいちょい世の中にいる。

何かって言うと xxが とか全歌詞に使われたりして もう xx君って

呼びたくなるようなそんな貧しい言葉数の歌詞を描いてる人


それはその単語の持つ説明力に頼りすぎてる甘えからくる。


例えば 夜通しを 夜通しや オールナイトで 一言で片づける

夜に頼ってるくせにおざなりなのだ、夜にもいろいろある
夕暮れから夜明けまで 雰囲気 静けさ 色合い 印象 様々あるのに

ただ夜ってだけでは それがどういう夜なのか まったく説明なされてない。

切ない夜とか なにがどうして切ないのか 切なさを説明するのに

切ないって単語を使っちまった時点で それは詩的じゃなく作文となる。


その本人独自の捉え方、 見聞きしたことのない表現なのに

妙に同感できるとか そういうとこを引き出してこそ作詞の面白さで

わからない歌詞って 言われるところが 詩の始まりでもあるのだ


その考え方人生になぞらえる自分の経験がなければ気づかない語句の綴り

それが経験の大気圏というか おのおのが行ける場所でもあるのだ

その人生の活動範囲がなければ 感じれない言葉の綴りに触れられたものだけが

なんか解ったかも!というのが 詩の世界なのだ


花が赤くてきれいだな♪ というだれでもわかる簡単な語句というものもある。

それを否定するつもりもない、今この話は 作詞をする側に問う話なのだ

本を読めばそれで鍛えられるものでもない。 クラシックを聞けば だれでも

オーケストラアレンジなんてできるようになるわけじゃないのだから。


どうして言葉が増えないか? それは思う事の範囲が狭すぎるから 行動や見聞知識が

少なすぎるから。 旅をせよ 世界をあるけ 景色をみろ 長い時間自然の揺らぎを見ろ

川を1日見ろ 海を何時間も見ろ 空をみたまんま寝てしまえ そのゆったりした時間の中で

とことん多くを考える 感じる それが言葉をふくよかにしていく

代り映えのしない家の中でしか作詞を考えないから 言葉がつまんないんだよ。


このフリーソフトおすすめ

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アルバム全部の歌詞テキストをコピーして そのアルバムで一番何の言葉が使いまくられてるか
語句の出現数をカウントしてくれて順番に抜き出してくれるボキャブラリー貧困作詞者自覚お助けソフト

1アルバムで出現数10個でた単語はしばらく使わない!とかルール決めて使えば

xx君って呼ばれない作詞家になれるはず。


作詞していない人も すきなアーティストのアルバムで調べてみよう♪
アルバム通して その人のボキャブラリーの底が知れるよ♪ ふふふ



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