きぞんのがいねん


自分はものつくりはするし 作曲もするが アーティストと自称するのに抵抗があり

職人です。と言い表す事が多いのだが なぜ アーティストと言うのが嫌なのかと言うと

ミュージシャンどもが はばかりなくアーティストと名乗ってるのを聞くにしたがって

アーティストと言いにくくなった。 ミュージシャンはミュージシャンでいいじゃないか


アート史を振り返れば 既存の表現や概念を覆し 新たな表現方法を提示し

絵画の世界が変化していった。そのまずだれもやってなかった手法や概念で

表現をするって事が アートのアートたるもので

そこらの ありきたりのコード進行にありきたりなメロディ載せて

既存のセオリー通りで 音のブロック遊びをしてて アートもなんもあったものじゃない

ファッションも借り物で自分で創意工夫デザインもしていない、そういうのがひっくるめて

自分が認めれるとこがないから あんかミュージシャンの立場でアーティストと言い表すのが

嫌になった。 お姉ちゃんシンガーをアーティストともてはやしたあたりから

妙に ミュージシャンをアーティストと呼ぶのがより軽くなった感がある。


それと ミュージシャンを アーティストと呼ぶ方にも ちょっと小ばかにした風情が

あったりする アーティスト様だから~ とか あの雰囲気もなんだかなあ って気分で

見てた。 だから イベンターさんにも 最初にお願いしたのは うちのメンバーには

普通に接してください ただの小僧なので、若い時にへんに持ち上げると 人間おかしくさせるので

お願いします。と お願いした。


自分を持ってる人なら 無碍に扱われようが大層に扱われようが変わるものではないが

自分という物がなければ 立場や扱いで簡単に能力以上の態度や振る舞いをしだす

だから アーティスト様なんて 扱いはろくでもないのよ


まあ 大人気で経済をがんがんまわし 売れまくってるなら スタッフからすれば

お金の創造主みたいなものなので 創造主という意味でのアートともてはやされるのは

なんかどうしょうもないことだけどね

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